罪悪感と自分を許すこと。
- 2019.02.27 Wednesday
- 00:40
JUGEMテーマ:癒し・ヒーリング
こんばんはー夏子です。
またしてもしばらく間が空きましたけれども、二月ももうすぐ終わっちゃうわねぇ。
いろいろとやってたんですけれども、ひゃだ今日も長くなりそうだけどまとめを書くわ、自分の為に。
面白いもので、
すっごいいろんな話が沸き起こっていたのですよ。新しい仕事や活動やなんやらと。で、今週中に決めますとか来週までには何とかとかいろいろ期日があったんだけれどもなんかうまくいかない。
今まではその際にキリキリとなんで約束やぶるんだよとかそういういい加減な姿勢がダメなんだよとかで、
返事が来ないところに鬼電とかしてぎゃーすかやってたと思うんですが、
まぁいいや、殺されるわけでもない。という事でほったらかしにしていたんですよね。後は首突っ込まないというか、他人の事は他人の事として。
そしたらまぁ面白いように、ものすごいタイミングで物事が片付いたんです。細かく書くと面倒なんで割愛しますがw、まるで細かいパズルがぱちぱちと当てはまるようなタイミングで、
結果として残るものは残るし、いやーどうかなーと思っていたものは私が断るまでもなく相手から断ってくれたりとか。
なんだ、うまくいってんじゃん。私が「一人責任感」で突っ走って怒ったり怒鳴り散らしたりしなくても、周りはちゃんと回っている。大変大変、、、と騒いでいたけれども、全部一人芝居で、世の中を掌握したような気分になってたのは私だったんだな、と感じました。
とは言え、
色んなミッションが重なると私の中の戦国武将が、「で、斬るの?斬られるの?」と暴れだし、相変わらずおっさんモード全開で、「この戦乱の世は我が一人で納めねばならぬ」みたいな武将モードに入っていたんですよ。
そんなときにふいっと、
昔のみちよクラスのクラスメートのMちゃんが、夏子さん、ヒーリングのモニターになってくれないか?と依頼を受けたんです。
で、ラインビデオ電話でやってもらったんですが、いやーやってもらってよかった。。。
このままのおっさんモードで新しく追加した仕事やその他のもろもろをやっていたら、また私やらかしてたな、と。
やらかすっていうのは、一人で突っ走って、山のてっぺんの旗を取るのは俺だ!とまた周りを蹴散らし、自分には一点の曇りもない!とやりつつも、そのエゴが周りを嫌な気分にさせる、っていう私のおなじみのそれです。
寸止めみたいな形で気づかせてもらいました。Mちゃんありがとう。ほんとに助かりました。モードチェンジしてみます。。。
結局、自分を苦しめているのは自分の罪悪感なんだな、と思いました。
その前に自己否定ってのがあります。このまんまの自分では受け入れられないだろうから人は何とかして認められようと頑張る訳なんですよね。
そして常に自分の中のルールがあり、世間で「正しい」と言われる人物になろうなろうとしている、だからこそ周りにも目を光らせ、怠けている人だとかずるい人だとか、自分が必死で守ってる掟をたやすくやぶっているように「私からは見える」人をばっさばっさと批判したり中傷したり、揶揄したり。。と。
でも私のその態度っていうのは他人からしたらものっそ失礼なんだと思います。お前に何がわかる?と言われてもしょうがない。お前に何がわかる?と思われるようなことをする、という事は私自身が常に世の中に対してお前に何がわかる?をぶつけているからでもあり、つまりわかってもらいたいわけですよね、そのルールに必死で沿おうとして頑張ってる正しいはずの自分を。
常に常に何か他人の物差しで自分を測り、世間的に正しい自分を演じていると、そのルールに従わない人に対して批判的になります。で、実際に批判もします。批判をして、それを真に受けてくれそうな人に向けてぶつけてしまう。
でもそれをすると必ず周りから怒られたり嫌われたり、がっかりされたりしますよね、当然。
自分としては正しくなければなければ。。と思って頑張ってきているのに、でもその自分が思いっきり「正しくない」ことをしている、人に煙たがられることをしている。その事実になかなか向き合えません。やっちまった!って思う。でもそれをごめんなさい!どうしてもできない。それはなぜかというと、
自分が許せないのよね。常に正しいはずの私がそんな人に嫌われるようなことをしてしまったなんて、そんな自分が許せない。それはものすごい罪悪感を伴い、自分にナイフをどすどす突き刺してしまうんですが、でもここで、
だって私だってつらかったんだもん、苦しかったんだもん!わかってよ!っていうインナーチャイルドが暴れだします。
罪悪感を持ってるのは本当につらいので、自己防衛反応として、罪悪感を感じないようにするために、急にそのナイフの矛先を変えて、周りを責めて自分を正当化しようとするんですよね。
私も悪かったかもしれない、、、いやちょっとまて、そうでもないぞ?と。 どうしても周りの環境のせいにしたくなるし、もしくはそんなことをしてしまった私は許されるべきじゃない?あれってしょうがないと思わなーい?と「他人」に許しを乞うてしまう。
昨日ネットニュースで昔の「スーフリ事件の和田さん」が15年の刑が終わって手記を書いていた記事を読みました。
手記を書いたからって反省していることにはならないけれども、でもその中で彼がどんどん女性をモノのように扱って行ってしまった自分の精神状態について書いていて、
彼も女の子を酔わせて輪姦するなんてことは悪いことであり、罪悪感があった言っています。でも、どんどんその罪悪感を感じないように感じないように自分を逃がしていくうちに麻痺していく。
自分だけじゃない、むしろ自分はみんなのために場所を提供している良い人だ、自分だけおいしい思いをするのは悪いとか、女性の方だって回を重ねて参加している人もいるんだから嫌なだけじゃないはず、とか。
クレイジーですよね。でも当時の和田さんは完全に自分は麻痺していて、むしろみんなの為にやってる、ぐらいの気持ちだったといいます。
どんどんどんどん自分を正当化して行ってしまう。そしてもう取り返しがつかないところまで行ってしまいましたし、許されることはないかもしれない。でもこの和田さんの向かっていった罪悪感⇒被害者意識⇒自己の正当化の図は誰にでもあることだと思います。
でも、もっと早い段階で、自分の過ちを過ちとして認め、自分がひどい事をしてしまったことを自分で「許す」ことをしていたらここまで肥大したエゴの中で自分自身を失うことはなかったのかなと思います。
自分が許せない - というのは、自分が誰かに愛されるために必死で守ってきたもの、相手を喜ばすこと、相手に認められることだと信じて一生懸命やってきたのに、そんな期待を裏切るような言動を、思想を、感情を持ってしまった自分が情けなくて、みじめで、期待外れな人間なのだという思いがあり、他人の期待に応えられなかった自分が許せないのですよね。
でも人間誰だって間違うこともあるし、失敗もする。誰が何と言おうと自分の感覚は自分の感覚なだけで誰もそれを否定できない。
そして人の評価を基準に生きていると必ず人をがっかりさせるようなこともするし、そもそも誰かの言われたとおりになんて生きられないんだけれども、真面目な人ほど他人の期待通り、世間の期待通りにできない自分がなっかなか許せないのですよ。
許せないから正当化して気持ちのバランスを取ろうとする。私は絶対悪くない、私だって苦しかった、わかってよ!ってなっちゃいます。
私の中にはものすごくルールがあります。完璧に何かをこなせないとならないとか、人より早く山に登って旗を取りに行くとか、誰からも嫌われることなくうまく人間関係を回すとか。。完全無欠を貫かなきゃならない、みたいな。実際はできてないです、でもそうでなければ【愛されない】という刷り込みがある。
でも、リーディングをやってくれたMちゃんが言ってくれたように、
そのルールを破ることはほんとに怖いことかもしれないけれども、もうギブアップしていい、という事なんでしょうね。
つまりは、私は悪口もいうし、口も悪いし、てっぺんも目指したくはないし、旗を取ったこともなければ取ってもそれが誰かからの愛を受けるための印籠にはならなかったし、私を嫌ってる人もいるし、気に食わない人もいるし、という私の実存を自分で許す、って感じでしょうか。
許すっていうのは「反省しない」という事ではないのです。人を傷つけたことは傷つけたことでスーフリの和田さんの罪が消えないようにもう塗り替えられない。
ただ、二度と同じことを繰り返さなくていいように、その私の他人に対するネガティブな気持ちはどこから来ていて、そしてどんな気持ちがあって、どんな罪悪感が自分をそうさせたのか、出どころを知って自分の苦しみを感じてあげることなんだと思いました。
そしてそんな自分であっても、私の良いところと悪いところを知りつつも、見捨てず見守ってくれている人が家族にも会社にも友達にも居る、という事実に感謝です。
ゲスくなっていい、というスピリチュアルの流れもありましたよね。でも確かにゲスくていいのだと思います。その匙加減と程度っていうのは人それぞれだとは思いますが、
自分のルールを破っていく。それはほんとに怖い事だけれども、少しづつやっていって、とMちゃんにも言われました。
ホントにそれでいいんだろうか。がっかりされないだろうか。今まで頑張ってきたものが壊れないだろうか。
嫌われないだろうか、使えない人間だと思われないだろうか。嘘つきだと思われないだろうか、いい加減な人だと思われないだろうか。
そんな風に思います。正直。でも、もはやそれが今私にはとても必要なんだという事もどこかで「わかって」います。
そんなんでいろんなことがシリーズで起り、今に至ります。
あなたを苦しめているのは罪悪感だ、とずっと言われてきましたがあまりピンと来ていなかった。私は私を責めてなんかいない、むしろ世間を責めてますが?と思っていたんですが、やはり責めているのは自分自身だったのだ、と思うし、自分自身を責めていながらも責めたくなくて、過ちを素直に認めなかった自分がいざこざの種を撒いていたのだと感じます。
長くなったわ。。。ごめんなさいね。。。
そんなんでしばらく疲れてしまってどんよりしていたんですがいろいろ苦しいですけれども、一個一個手放していきたいと思います。。
夏子