無料お悩み相談室【ていうか、ちょっと聞いて欲しい Part 2】20
- 2018.07.01 Sunday
- 23:24
JUGEMテーマ:癒し・ヒーリング
おおーNo 20。今回の大会ラストエントリーよぉ!!
早速行ってみましょう、ビー子さん40代女性!!
【相談内容・聞いて欲しいこと】
夏子さん こんにちは。スピリチュアルを人生に取り入れる事。
☆☆☆
ラストにふさわしい、深いご相談いただきました。ビー子さん、投稿ありがとうございます!!
私もスピリチュアルに行ったのは母のうつ病が発端ですから、同じような流れですね。
本人も辛いですが、回りの家族に投げかけられた課題はほんとに大きい。大変ですよね。頑張ってらっしゃると思います。
スピリチュアルに私も救われた人間の一人です。最初は親の為もありましたが、結果として自分を見つめるためでした。
自分の中のスピリチュアリズムってのをなかなか出せないお気持ちはよくわかります。
以前のブログに書いた覚えがあるのですが、
私は少しスピリチュアル系の勉強をしている、と父親に言ったことがあって、その時に私、パワーストーンブレスレットしてたんです。そんな深い意味なくてですよ?流行ってるからってのもあったし、気を整えるって意味ももちろんありましたが。
そしたら父親が「霊感商法詐欺で逮捕」っていう朝日新聞の記事の切り抜きをわざわざ封筒に入れて手書きのメモと共に送り付けてきましてね。「世の中ではこんなことが起こっています。お前のやってることはこういうことじゃないのか、と心配だ。だまされるな」と。
なんかねぇ、泣けました。その時は。私は私のためにスピリチュアルを学び、果てはそれが病んでる母とそれに付き合ってる父も救えるかもしれないと思ってやってるのに、それを真っ向否定されて恐れられた、という事実が。
あんまり悲しかったのでみちよさんのセッションに行ったんです。べそべそしながら。そしたら、みっちーが、
「それはあなたの中のスピリチュアルに対する恐れ、自分の思うことを言ったら世間からバッシングされるという恐れが引き起こしている。あなたがそれを自由に楽に行っていたら、へぇ、よくわかんないけれども、そういうものもあるのかな、とお父さんも思う。でもおっかないびっくりやってるから、それが返ってきている」
と言われたんですね。
なるほどな、と思って。すんなり入ってはこなかったですけれども、その時は。
でもその後に私は私の信念としてスピリチュアルな話を友人とか会社の人にポロって言ったり、話の流れでこんな活動してるんだ、って話をし始めました。
そうしたら、案外みんな好きなんですよそんな話。50代とかの男性上司でも、です。
あぁ、なんだ結構みんな受け入れてるんだなって思いました。
だからほんとは、ビー子さんのスピリチュアリティと個性をそのまんま出しちゃえば、みんな「そういう人なんだな」って思うと思うんですよ。
そして自分自身に信念が通っていれば、何を言われようとも、でもそれは私の感想なんだよね、ってことで何も怖いことでもないと思うんです。
しかし、ちゃんと落とし穴もあると思うんです。スピリチュアルって。
スピリチュアルに傾倒していくのは、やはり自分が追い詰められている時でもありますよね。私やビー子さんが入っていったのも家族の精神障害という、医療で治らない領域で苦難したからです。
うちの母もうつ病という診断名は尽きましたが、状態は多種多様でした。うつ、とは言いきれないもので、
病院に言っても薬飲んでも、大学病院の専門家に通っても、
治んないじゃねぇか
っていう絶望が猛烈な怒りがありましたよね。
ハートの方に寄り添わずに、「医療」とか「心理学」というところでいくらアプローチしたって、精神的に麻痺してしまっている人にはそれらはすべて説教と理論の押し付けと「お前は病人だ」っていうダメ認定にしか聞こえないじゃないか、と私は思いました。
どこももう行き場がない。じゃぁ、見えない世界ってのを見てみたい、と思いますよね。
しかし、この「どこにも行き場がない」人に対して、ダークなエネルギーが忍び寄る時があります。自己否定がマックスになっていて、私なんか生きてる価値がない、と思っているところに
「そんなことないよ、あなたは大丈夫」という受容をされたとしたら、
ダークサイドの方にも簡単におちてしまうこともあります。
セミナー詐欺とか高額セッションとか、洗脳やマインドコントロールを使って「金」をむしり取ろうとする人たちが今でもいっぱいいます。
そんなの私は絶対ひっかからない!と私も思っていましたが、
ややもするとそっちに転んでいてもおかしくなかったな、と思うところもあるし、
または3Dの世界、人間としての感情と向かい合いきれなくて、
ヘンテコな方向に行く人もたくさん見ました。
そして人を幸せにする!と掲げながら、実際は「私を見て!」という要求の元、私のフォロワーになれば幸せになれる、ならない人は不幸になります、というような教義を押し付けている人もたくさん見ました。
自分自身もスピスピしている時に、人にスピリチュアルを押しけていた時がありました。
それはきっと鏡の法則だよ、とかそれは自分の自己肯定感が低いからだよ、とかいいもの食べてないからエネルギーが滞ってるんだよ、とか、
聞かれてもいないのに自分のどこかで聞いてきた「スピ道」を喋りまくってた時期があり、しかしその時の相手のなんとも言えない困った顔は忘れられません。
あの時私はちょっとスピリチュアルで自分を見失ってたな、と思います。今考えるとね。
なので非情に危うい世界ではあると思います。その人の人生を「生かす」要素と、その人の人生を「巣食う」要素が表裏一体でつながっている。
押し付けたいわけじゃない、っていうビー子さんの気持ちわかります。でもスピリチュアルな私を理解してほしい、と思って人に話すのは、
やっぱりどこか承認欲求と他人の心を操作して理解させようとするエネルギーが含まれるので、いぶかしげな反応が返ってくることはあると思います。
そうではなく、
私は結構こういう考え方するんだよね、そんでこれってこういう背景があるからだと思うのっていう自分なりの意見、感想として話に織り交ぜていくと、
相手もへぇ、それでそれで?ってなりますよ。
しかし、
どスピ話もしたいじゃないですか。私の過去性がさぁ、とか話したい時。
そういう時は、自分とエネルギーの合う【どスピ】友達を作ることをお勧めします。もういらっしゃるかもしれないけれども。
尋常では理解しがたい話を私もどスピ仲間と話して、たまったエネルギーを抜き、
日常では普通にしらっとお母さんやったりもしてますのでね。
ぶれたりもするし、危ない橋も渡りそうになったりするけれども、
スピリチュアルを利用して幸せを感じる自分になれているということ以上に、世間を納得させる術はないと思います。
そしてその幸せとは、人に「私は幸せ!」とアピールする必要があるものではなく、エネルギーそのもので醸し出すものですよね。
ビー子さん、どんどんご自分を偽らずに表現していくことを恐れなくて全くいいと思います小出しにしていきましょう、小出しに。
私もぶれながら、折れながら少しづつ恐怖と対峙してやっております。でも私がヒーラーやっててスピリチュアルで、って話をすると、「あー。わーかーるー。」って反応ばかりです。だからきっとビー子さんがその話をしても誰も驚かないかもですよ。
ビー子さん、最後の投稿でした、ありがとうございました<(_ _)>!!
また感想含め書きまーす。
夏子
夏子さんの経験も教えて頂いてとってもありがたいです。
あぁ私はわかって欲しかったんだなぁと思いました。
家族の事は結構dead or alive的な時もあって、つらかった。誰にも言えず闇の中にいた自分の事をわかってあげようと思います。そうしたら承認欲求も少しは減って、スピを否定されようが肯定されようがどっちでもいいや〜って境地にいけるかもしれません。
今は怒りや絶望を感じた気持ちが昇華しきれてないけど、もっとすっきりした自分になってスピ的な事もナチュラルに小出しにできる自分になれたらいいなと思います。
夏子さんありがとうございました!
家族の事はつらい経験ですよね。病んでしまっている本人と同等の絶望を味わいます。
スピリチュアリティを理解してもらえないと自分のつらさと感じたことを理解してもらえないのではないか?という思いがあったのかもしれませんね。しかし、つらい状況を生き抜いてきた中で、自分がこうだ、と感じた実体験は誰にも否定できないものですよ。聞きかじったものではないご自分なりのスピリチュアルの捉え方を回りに発信することを恐れなくていいと思います!
頑張りましょうね〜(^-^)
ありがとうございました!
夏子