自分いじめから自分を救う。
- 2017.06.10 Saturday
- 15:08
JUGEMテーマ:癒し・ヒーリング
こにちーわ夏子です。30度超えの東京、皆さん煮えてますか?
まだジメジメしてないからましですけどねぇ。夏どうなるんでしょうか、酷暑なんでしょ?今年。
さて、
そんなわけで真っ白なホワイト企業に今パートで行ってるのですけれども、白いけれども自己責任の世界、ということで一抹のスガスガしさはありつつも、イコールそれは感情的にはフラット、というか淡々としているわけです。
言い方を変えると、ドラマのない世界。というか各々が自分のやることに没頭していると、他人のあーだこーだに付き合ってらんない、というのもあります。しかし、そういうのをさぁ、人のためにいろいろやってあげて1日一善、他人に尽くした分だけ見返りがボーンだし!とか出る杭にならないからこそ嫌われないんじゃない、それがうまくやってくコツって私教わりましたけど?と、
特に私らの年代の人なんかはそういった人に譲る、とか他人に認めて貰ってこそ一人前、とかそういった常識も刷り込まれているわけですよね。
金銭的な利害は発生しない集団、例えば私の場合子ども関係の活動なんかはもうありとあらゆる自分とことなる感覚の人が寄り集まって無償で活動などをするわけですが、そこはやっぱりドラマ満載。てめぇいい加減にしろよ、ってこともあるし、私もそんなにあそこで語気を荒らげる必要もなかったなぁ、と反省することも然り。なのでアップダウンも激しいですが、でもだからこそ面白いし、まるで無理だと思っていたような人ともひょんなところで仲良くなったりもするのよ。
なので全てはバランス。仕事という場所で、例えそれが半分ボランティアであっても、こんな風なドラマを持ち込んでしまうともう身が持たんです。でも、持ち込んでしまうんですよね、これが。私も散々持ち込みましたけどね。
いろいろととりっぱぐれていると、ここなら取れる!お思ったところに闘魂注入しちゃって、なんとかしてそこで自分をわかってもらおうとしてしまう、ということもあります。相手は単なる上司で親でも彼氏でもない、でもその人が自分に対して愛を持って接したかどうか、自分を認めているかどうか、そんなところで必要以上の自分との関わりを持とうとしてしまうこともあります。
こんなに頑張ってるのになんでわかってくれないの?と言うような感情。頑張ってるのはすごいし、エライ、でも、それを相手が求めていない場合もある。辛いけど頑張ってるとか皆のためにやりましたとか、誰それの尻拭いをいつも私がやるしかないんですとか、もちろんそれは聞く耳を持って上げるのが上司の仕事ではあるものの、でもそこまでの感情を仕事場の上司が慮ってやらなければならないこともなく、それよりはちゃんと自分で線を引いて、きちんとやるだけやって爽やかに帰宅してくれる人の方が扱いやすい場合だってある、でもそこが渦中にいると納得行かないんですよね。
被害者意識が強いと、そのあたりの境界線が曖昧になってくる。上司、部下みたいなものを乗り越えて涙で訴えられても困るのに、そこで「なんで分かってくれないの?」と勝手に怒って拗ねて、キレて辞める、そんなことも私もやってきました。
なぜブラック企業で勤めて疲弊していることが、自分がいじめられている、ではなくて自分で自分をいじめているのだ、ということが、渦のど真ん中にいると気づけないのですよ。
私も26ぐらいの時に務めた会社がもう計り知れないブラックで自律神経をおかしくして辞めましたけど、今にして思うと、「なんで辞めなかったんだろう、もっと早く」と自分が不思議でならない。
どんだけブラックだったかというと、まぁ、お金はそこそこ良かったんですが、社長が自分の私的な事の掃き溜めに私を使っていた、って言うが最もなものかもしれません。りんごの芯投げられたり、浮気がバレたのを私のせいにされて脅されたり、真夜中に彼の愛人に200万送金したり(しかも建て替えて)、しかもアシスタントで採用した女の子と良い中になって、そのアシスタントが調子に乗って私を顎で使ってきたりしたのを、「それは君が悪いからだ」とたしなめられたり、わたしの容姿について後ろで他のディレクターとコソコソ話して中傷したり、と、とにかくもう説明するのも嫌ですけど、とんでも無かったのですよ。
でもその中にいるとわからんとですよ。やらないとならないと思ってすごい焦ってる。なんとかして彼を怒らせないように、認められるようにまくらの下に携帯電話おいて、夜中でも早朝でもすぐでてパソコン開いて調整する、そんな日々でした。
バカにされても、あぁはいはい、しょうがない人たちだねーと笑みを浮かべ、なんともない顔をして反抗することもできなかった。
そういうのを「わかってる」素振りでやり過ごすことでなんとか生きながらえていたのだと思います。
で、周りからは、「夏子さんじゃないと〇〇はハンドリング出来ないよねーほんと夏子さんあっての〇〇だよ」とか言われるわけ。
私はそれになんでかしらんけど自負を持ってしまったのね、ひゃだ私って特別??って言う意識。私しか出来ないことをやっている、彼を扱えるのは私なんだひゃららららーっていう特別意識。典型的なDVの意識構造ですよね。
怖いでしょー?でも自分の尊厳が低いとそういう思考になっちゃうのよ。周りは賛辞で言ってるのではなくてもはや憐れみと、なんでこの子こんなになるまでやるんだろう?っていう不思議でしか無かったのだと思います。
傍から見るとストレスの掃き溜めに耐えている女、ただそれだけなんだけど、自分はもうそれしかない、やるしかない、なんとかして褒めてもらおう、だって褒めてもらえるのは私が特別なんだから!みたいな突っ走り方になってもいたと思います。
でも裏を返せばとことん自分をいじめているのですよ。私自身のことなんかどうでも良いから全身全霊で尽くす。周りにも自分にも厳しい自分になって周りから遠ざけられる。そして若かったし、すぐ仕事を辞めるなんて社会人失格だし、これに耐えられないようなら自分は人間としてNGなんじゃね?と自分をバンバンいじめきっていたと思います。
過労死とか自殺などもありますよね。あれも、そんなにきつかったら辞めたらいいじゃん?だっておかしいでしょ?とおもうんだけど、
中にいる本人は、せっかく入った大手企業、皆も自分も憧れて入った場所に耐えることの出来ない私は人間失格なんじゃないのか、根性が足りないんじゃないか、それを証明するためにの辞めるなんてどうしても出来ない、辞めたら負けだ!後もない!と追い詰めてしまった結果なんだとおもうんですね。
同じ環境でもさらーっとやれる人もいるんだと思います。適度に愚痴はいたり休んだり、適当に人に回したりして。
それを私は昔「ずるい人」と思っていたけど、今考えるとちゃんと自分を守っていた人でもあり、せっせと働かなきゃ!働かないと私の価値がない!と思ってる人に対し、仕事を与えていたのかもしれないと思います。だって表面的には「もっとぶってぶって!!」状態の人がいるのなら、はぁ、じゃぁよろしくお願いします、となっていても仕方がない。
感じ方には個人差があります。経験値も能力もある。でも、
死にたいとおもうほど辛いこととか、自律神経がおかしくなって味がわからなくなるほど自分をいじめて頑張る職場に居ても壊れるのは自分なだけで、会社は自分が辞めた後ものうのうとやっていく。そののうのうとやってく姿がムカついて、きっと潰れるのに何さ!という感情に見に覚えがある人は、被害者意識があるということだと思います。
だからこそ、環境のせいにしてしまうのですよね。この会社ブラックだったからもう捨ててやる!となる。
でも自分をいじめている意識がわからない限り、どこの場所に移動しても結果として具現化されるのは自分いじめの場面で、あんまり変わらないんですよ。少し良くなった、とかはもちろんあるとおもうけれども。
周りに原因を求め続けている限り、大きな変化はない。上司が変わって楽になっても、今度は「こんな楽な仕事ばっかりしてていいのかな」と思って、スキルアップしないとダメかしら?とか言って転職する。そしてまた辛い状況でムチ打たれることを望んでしまい、その状態であることにむしろ充実感を求めている、そうでなければ自分は自分として成立しない、と深いところでは思ってしまっている図があります。
自分いじめを辞めるために言いたいことを言おう、開示しよう!というスピな考えは最もだとおもうんですけれども、それを外側に対するファイティングポーズとしてやってしまうと元の木阿弥でも有ります。
戦う相手は悪口を言ってきた相手に悪口で言い返すことではないし、
自分にひどいことをしてきた人にひどいことを仕返す勇気を持つことが解放ではない。
もちろんそれは言いたいことを言う、という自分救済の部分はあります。でもそこだけじゃない。
そこんところがまたちょっとこんがらがっちゃうし、そこで自分の被害者意識と同調するヒーラーとかと出くわすと、
そうだよね!相手がクズだよね!私達にはエンジェルが!!とか言っておかしな方向に行くんですよ。
なんで自分いじめになってしまっているのか。なんでこんな目にあっても耐え忍んでしまう自分がいるのか。なんで他人とうまくやれない自分がいるのか、核はそこであって、自分をいじめてくる人、自分を冷やかす人をディスって対処する方法を学ぶ事が癒やしではないです。
そこを掘るのはきっついっすよ。でもそこを見ないと基本的には解決しないと思います。
今でも私を病ませたアメリカ人社長は恨んでいるし、あの時のことを逐一覚えてもいますし、今でもあったら死ね!といいたいです。
全く私の中で彼を許している、という感覚はない。でも、
理解はしています。
この人も実は本国のボスにいじめ倒されていた人で、ものすごいストレス下にあった人でした。本人が抗うつ剤飲んで、預言者とか呼ばれる人のカウンセリングを月一で受けていたぐらいのレベル。
病んでる者同士だったのだと思います。エネルギーとしては一緒。だから私は彼を理解する。でも彼がやってきたことは許せませんし、許す必要もないと思います。
そんなこともあったけど、今はもう良い、あなたも大変だったのね、というのは優しい人が自分が憎んでいた相手をこれ以上憎んで自分の苦しい思いを無かったことにするために行ってしまう「エセ許し」であり、それをすると救われるの!そうじゃないとダメ!って言うヒーリングもあるけど、
ワタシ的には別に許さんでも良いとおもいます。彼がしてきたことは許さないけれども、当時その彼のエゴをまるごと受け止めてなんとか自分を認めてもらいたかった自分は許す。だってそうじゃないと死ぬと思っていたもの。そしてわたしは彼を理解する。でもだからと言って救う気持ちはない、まず私自身が救われないとね、ってところよ。
そんで今となってはその彼の支離滅裂なプライベートや仕事上での無理難題をこなしてきた自信と知識で、大概どんなボスでも平気になりました。そんなオコボレもあり。今の上司なんて仏に羽生えてるエンジェルブッダにしか視えませんよ。
とりあえず体は正直です。本能も感覚もすべて最初に体は反応する。
何か症状が出てきて訴えている自分の体と戦わないことだと思います。だるさや鬱っぽさなんかと戦って乗り越える!なんていうのは強さでもなんでもありません。
まず、自分いじめに気づく事、そして辞める時は自分のマインドがどういう状況だったかを理解しておくこと。なんでこんな状態のところに自分で身をおいて耐えているのか、に気づくこと。
そうしてから転職したらどんどん状況は変わっていくと思います。そして体のサインには敏感に、ですよね。
ちょっと昼寝します。
アデュー
夏子
前回の記事で、自己責任の上、私自身、独りで自立して生きていく覚悟があるのか無いのか、と自問自答。。
ブラック企業、モラハラ上司、すさまじいですね。。
自分いじめ、発見して驚くことも度々で、、無意識の根深さを感じます。
外に向けてる時は、楽なようで救われない。。自分に向けると今までやり方を知らないから苦しい。。キラキラじゃ救われないし。
相手のことは理解はする、けど許すつもりない、感謝なんか死ぬときでもしないかもしれない、だけど、それでも、そうすることしかった自分は、なんとか認めてあげたいな、と改めて思いました。
梅雨なのに猛暑!どうかお身体ご自愛くださいね(*^-^*)
ありがとうございますm(__)m
寝ました寝ました。短時間ですけどガッツリと(^O^)
でも覚悟をしなくても良い土壌がある時、それが他人の金でも親の金でもかじるだけかじっていい、ってことで、そこで感じる事をするのがプロセスってのもあると思うんですよね。やるときゃやるっていうか、そういうタイミングが人ってなんかしら来るんだと思います。
他人を許せないと自分を許せないとかタラレバになりがちだけど、常に自分フォーカスでいることで折り合いがついていく、というかそれが近道なんだと思います。
暑い季節になってきますけど、楽しみましょうね!
ではねー!!
夏子
この前は、生霊問題(?)についてアドバイス下さってありがとうございました(;_;)
記事、めっちゃよくわかります。。
顔ピキピキしながら「ゆ…許す…」って無理しても、それ許してるって言わないし、いまだにワンワン泣いてる自分を抑え込むことになりますよね。。
そんなことしたら余計に、抑え込んだ自分が暴れそう。
許さん!てしてる方が、自分にも、実のところ相手にも優しい気がします。
許さないで、とことん自分の言い分の味方してあげれば、いつの間にか相手のことも許してそう。
再びサンキュー!!生霊問題ね、また今度私なりに記事にしてみようかなとも思います。
許せないっすよ、記憶は消せないですからね。
許さないけれどもそうなってしまった理由を理解できるようになると、少なくとも脅威ではなくなる、あんなやつにやられちゃった自分、みたいな自己卑下がなくなりますよね。それが救いになって後々そんな人もいたなぁ、あの人のおかげでわかったこともあったな、と思える瞬間があって、その時は許せているんでしょうね。でも出来事として思い出すとまたムカつくけど(-_-;)ね。
とことん自分の味方、難しい事ですけど、強がりではない形でそれが体現出来たらサイコーっすよね。
いつもありがとうございます!では!
夏子