役に立ちたい男
- 2015.07.06 Monday
- 23:49
JUGEMテーマ:癒し・ヒーリング
こんばんは夏子でーす。
ついにアマゾンで買ってしまいました。
ブラジリアンワックス。
さー、やってみよう。ワク。
いや、ブラジリアンワックスの醍醐味であるVIOパーツの処理は別にいいんですけど、
脚がね、脚が。。
脱毛サロンで若い時から抜いていた人は四十路超えて悩む事ないのかもしれませんけど、
私長年シェイバー派だったんですけどなんかこんなところでも新しい風を吹かせたくなって。。
なんかね、私きっと
膝丈スカートがもっとはきたい
ら・し・く・て☆。
20年前にそう思えよ、と思うんだけど、しょうが無いじゃん風が吹いたのは今なんだから。。ということで、
しばらくジーパンの下で育毛していたので(1センチぐらい生えてないと効果が薄いらしい)、
明日にでもやってみるわ。あー楽しみ。ふふふ。
さて、
日曜日の昼。テレビは競馬中継かお父さんのためのプロ野球デイゲーム、もしくは温泉旅番組の再放送ぐらいしかやってないのが関の山ですが、
一つだけ私は楽しみにしている番組があり、それはフジテレビの『ザ・ノンフィクション』ってやつで。
毎回色んな人のドキュメントを撮ってて、確か国際的な賞とかも撮ってる回もあると思います。
登場人物は芸能人ではなくて普通の一般人の方なんだけど、
ホストとか貧困とか起業とか色んな事になってる人をドキュメントとして追ってます。有名な番組よね。
今週は地下アイドルにはまった四十路、五十路の男性を追ってるドキュメントで、
子どもの用事とかあったので全部観るつもりなかったんだけど見てたらなんかちょっと引き込まれてしまい。
ま、その男性方は皆さん独身で。
メインで番組が追ってる人は五十路で一人暮らしの方とかそんな感じで、あるあるな感じなんだけど、
その地下アイドルの子たちってのはアイドルを目指して頑張ってるんだけど、実際は肩もみサービスみたいなのを提供するお店でお客さんと写真取ったりブロマイドとか物販したり、その場で出す食べ物とかの料金と自分たちのま、いわば『接待料』よね、それでお店を回して給料を得ている、という。
正直華々しいAKBとかEgirlsとかそういう女の子たちには遠く及んでいない、でも絶対に有名になってキラキラしたところで頑張るんだ!って女の子たちはものすごく野心を持ってるのよね。
で、その女の子たちにドはまりしているおじさま方をみて切なさが沸き起こる。。というか。
いや、そんなこといったらおじさま方に失礼ってかお前に関係ない!俺は俺で十分幸せだって言われるとは思うしその通りなんだろうけど、
なんか私彼らを見てたら、
『男性性を発揮したいんだな』
って思っちゃって。
自分の娘でも通用する若い女の子の追っかけファンやってるのに男性性???と思うかもしれないけど、
もちろんその子たちからのアテンションを受けることで受け入れられたい、わかってもらいたい、特別だと思ってもらいたい、そしてあわよくば。。とは思ってると思うんだけど、
なんかそれよりもその子たちの『役に立ちたい』んだな、とか思って。
おそらく、女性の役に立つこととか男性性の特徴である山登りで高みを目指す事とかそれから家族や愛するものを守りたい父性みたいなものも含めて、
ホントはそれらをどんどんやって行きたかったけど何らかの理由で出来なかったのかもしれない、だから今目の前のアイドルの卵達に注ぎ込んでるような気がして。
推しメンの子にとにかく優しく接するし、紳士だし。
ストーカー紛いのことも絶対にしないし、心のそこから応援しているファンでとても良い方たち。
そして、その推しメンの子をなぜにそこまでして推しているのか、というと、
あの子は何にも出来なかった状態から練習して練習して頑張ってる。そこが本当にすごいから応援してやりたい、と。
で、もちろんあわよくば。。の下心も男なら当然あるだろうし、寂しさを埋めてほしいとか、またはその男性追っかけメンバー同士の交流とか他にも彼らが求めているものはいろいろあるし、そしてそれが楽しいのだと思うのだけど、
彼らが一番ほしいのって、
その女の子達からの『ありがとう(^^)』なんだな、と思って。
そしてこの『ありがとう(^^)』を一番彼女に言わせられる、彼女をわかってる男は俺だ!!みたいな自負を持とうとしたり。
で、女の子たちもそうやって守って可愛がって優しくしてくれる彼らに本当に感謝しているし、大事に思ってる。
でもやっぱり切ないのが、それがビジネスであるということで、
男たちはその彼女たちの役に立てる事に対して『金』を払っている。
CD買うのもそうだし、お店に通うのもそうだし、いくら親しくても写真を取る場合は有料だし。
それが悪徳商売だ!と非難したいわけでもなく、それもビジネスモデルの一つで需要があるならそれもありだと思うんだけど、
でもその金を払って誰かの『役に立つ』ってなんかその人の後ろにものすごい悲しみがあるような気がする、金を払った分は自尊心を持って男性性を発揮出来る自分になれる、役に立つ権利を買ってる、みたいな。
秋元康の商法はエグいけど、でもある意味そうやって男が本来持っている願望を吐き出させてやってる、というか逆に『金』という物を媒介したら発揮しやすいでしょ?みたいに促しているようにも思ったり。そこにはちゃんと必要なバランスが生じている、というか。
男はつらいよ、なのよね。
情けない、男らしくない、かっこ良くない、甲斐性がない、とか色々社会や固定観念が散々男を責めて縮こまらせている。
本当はそんなことないはずなんだけど。
そんな風に罪悪感と自信のなさをお金でトレードオフしなくていいはずだし、アイドルという偶像を相手にしなくても男性性はいかようにでも誰にでも発揮できるし、色んな女性から求められているし提供もできるはずなんだけど、
そういう社会のトレンドとか様々な理由に押されて自信喪失して男性性を発揮出来ない男性がゴマンといるわ、山登り女子の裏側に。
本来ならするっと噛み合ってお互いがハッピーになるはずの男性性×女性性が、
イローンな悲しみの感情でフィルターがかかって摩擦が起きてるのが現代なのかしら。
で、それを本来のエネルギーの流れに戻していくにはみちよさんも言ってるように、女の方から『受け取る』ことをしていくことで男性も元気になるのかな、とも思う。
ここでも女の方から仕掛けてやらなきゃなんねーのよщ(゚д゚щ)!!ともやや思うんですけど、
でもあっきらかに女性のほうが精神力は強いし柔軟なので、理にかなってるていうかその方がてっとり早いというか。
この番組も見たこともそうだけど今私の日常で起こってる様々な出来事の中で、
男の『頼って』と『頼られても困る』と、
女の『頼らせて』と『頼るような女になりたくない』のせめぎ合い劇場を見ている気がします。
男はそこまでして本来は『役に立ちたい』んだろうな、って思うわ?
なので我々女も彼らの出番を横取りせずに、
『ありがとう〜(^^)』でいいんだぜ、と思った夜なんだけど、
そんな簡単に受け取り上手になれない私に今上記すべての文章が絶賛ブーメラン中w.
今週もディープにいきそうだわ。
頑張りましょう。
アデュー
夏子